latxtal diary

私の好きな音楽を中心に、徒然に語っていくブログです。

Endless Summer





Endless Summer / Fennesz

オリジナルは2001年で、こちらは2007年のデラックス・エディション。グリッチ系のエレクトロニカでは最高峰とされている作品。

坂本教授とのコラボでも有名なFenneszはオーストリア出身のアーティスト。彼も関わっているウィーンの音響系レーベル、Megoもこの作品で一躍有名になったとか。

この音、その雰囲気で泣ける。

ノイズであることは紛れもない事実だけど、ここまで美しいノイズはなかなかないですよ
電子的に処理されたノイズや、ギターなどの生音(をゆがめた音)でその世界観は作り上げられています。
輪郭のぼやけた旋律がとても心地いい。
アルバム全体、ひいては1曲1曲のなかでの音の配置の仕方というか、空間感覚(?)が、素晴らしい。

かなり機械的な工程でできているのにもかかわらず、音に人肌のぬくもりを感じます。そこいらのロックバンドの音なんかよりずっと。
柔らかくて優しくて、甘いデジタル・ノイズ。
ゆったりまったり夢心地。

技術的には最新なんでしょうが、その音はレトロな印象を抱かせます。懐かしいような、なんだかちょっと切ないような…。
不思議ですね、こういうの。
この音空間、感動的です。だから泣ける

ライナーノーツはこの手の音楽の権威、佐々木敦氏が書いてるのですが、気持ちはわかるけどちょっと大袈裟ですよね。
この作品を聴いたあとでも、私の冴えない大学生活はなんら変わることなく続きましたよ(笑)
でもやっぱ、半ばエレクトロニカに慣れた耳で聴いても、この作品は別格かも。

True





True / L'Arc-en-Ciel

小学時代からの友人が、昨日晴れて、長年付き合っていた彼氏さんと入籍しました。
おめでとう!
私は本当に嬉しいよ。これからも末永くお幸せにねっ

そんな彼女とは中学時代、月2回ペースで週末カラオケに行っていたのですが、2人とも必ず歌うのがラルク。
フリータイムで2時間はラルク祭りでしたよ(笑)

このアルバム、おそらく私の生涯の中で最も多く聴いた作品
リリース当時の小学5年と今では経済状況も違うし、ひとつのCDを大事に擦り切れるほど聴くことってなくなってきますよね。
『True』、今まで少なくとも1000回は聴いてます。それくらい好きだったし、今でも大好きです。

全部いい曲!
(←小学生の感想みたいでなんかイヤですが、ほんとそう思います)

彼らの作品の中では一番ポップで聴きやすい作品です。ゴスでもハードでもへヴィーでもない。
各曲プロデューサーを変えてやっていることもあり、ポップでありながら全く退屈さを感じさせないアレンジ。そして普遍的なメロディー。完璧だよな~。
1曲1曲解説していくこともできますが、それはやめておきます(笑)
まぁ、5曲目「Flower」は、90年代のJ-ROCKを代表するエバーグリーンな名曲とでも言っておきましょう。

個人的に、このバンドはベースラインを追って聴くことが多いんですが、このアルバムではまださほどスパークしてないですね、tetsu氏のベース。これ以降、特に90年代後半の作品ではスゴイことになってます(「HONEY」とか、ボーカルよりよっぽど歌ってる)。

今からしてみると、このバンドを聴かなかったら、The Cureも
The SmithsもNirvanaも聴いてなかったんじゃないかな~、なんて思ったりします。

Wo Die Rammelwolle Fliegt





Wo Die Rammelwolle Fliegt / DJ Koze a.k.a. Adolf Noise

DJ Kozeは去年のWIREで見たものの、彼自身の作品として聴くのはこれが初めて(WIREのコンピとKompaktの『Pop Ambient』は除いて)。
と言っても、彼はいろいろ名義を使い分けて作品をリリースしているそうで、このAdolf Noiseはそのひとつ。
ダンスの要素はほぼナッシングで、このジャケの通り、なんともドリーミーな作品になってます。

アブストラクトな雰囲気でありながらも、聴き心地ポップなエレクトロニカ
さまざまなボイス・サンプルが散りばめられてて、そのコラージュ感がこの作品の魅力かな~、と思います。

個人的に、この作品の持つ、アンビエントな気持ちよさとチャイルディッシュな可愛らしさが大好きです。

2曲目「Baume Strahlen Stress Aus」~3曲目「M.I.S.S. UFO '72」、
13曲目「Gekloppel B Zwei」あたりはかなりフワフワでユルユルな音世界。昼下がりに聴いたら眠りに落ちること間違いなし(笑)

7曲目「Steffex Twin」は抽象度高めのトイトロニカ。小曲ですが9曲目「Hello Welt...!」や11曲目「Scene De La Vie De Ralf Denktasch」なんかは、おとぎ話のワンシーンって感じ。キュート&ファンシー

ベストトラックは10曲目「Last Night Of The Year!」。
これがまさに気持ちよさと可愛らしさのダブルパンチ(笑)
優しい子守唄みたい。歌はないけど。
アコギとオルゴールのような音色で奏でられる静かな音の波

あと、最後あたりに、かの有名な「We Are The World」がきてるのがよくわかりませんが。

アメトーーク、オモロー!!

三石琴乃さん、次回予告やってくれてるし(笑)

オリラジの中田が本当に初号機に見えたよ。

なんか番組見てるだけでも興奮したわ

ガンダム芸人みたく、またやってくんないかなー。


実はこの放送をすんごい期待して待っていた私、

大満足です!

誰か1人でも渚カヲルの話をしてくれていれば、より楽しめたかも。

まぁなんだかんだで、エヴァは謎だらけってことで。

GAME





Game / Perfume

このブログでオリコン1位のアルバムを紹介するのはおそらく最初で最後でしょうね(笑)
説明不要だとは思いますが、最近何かと話題のテクノポップなアイドル3人組。さすがに「めざましテレビ」で、“テクノポップとしてはYMO以来、25年ぶりのナンバーワン!”って軽部さんが言ってた時はビビった。比較対象大きすぎでしょ~。

「ポリリズム」と「チョコレート・ディスコ」が私の中でかなりのヒットだったので、アルバムも買っちゃいました
うん、けど通して聴くと、結構飽きますね、このアルバム

声の質感が無機質で一辺倒というか、まぁそれが魅力なんでしょうけどね。メロディーも平べったい印象。
けど、サウンド・プロダクションの近未来感でそのへんが帳消しになってます。

正直、どうせ声を加工するならわざわざ3人もいらない気がするのですが…。
あっでも、テレビで見る限り、あーちゃんの天然ボケキャラはいいと思います(笑)
キャピキャピした若い女の子達だなーって。
私も10代はもっとキャピキャピしときゃよかった!(もう無理

…えーっと、ドカドカした4つ打ちテクノが好きなので、基本好きですよ。でもって、すこぶるピコピコしてるので、なお好き。
けど、全体に漂うこの乙女感は若干苦手です。

Orchestra of Bubbles





Orchestra Of Bubbles / Ellen Allien & Apparat

大雑把な言い方をすると、テクノmeetsエレクトロニカ。
ジャーマン・テクノレーベル、BPitch Controlを主催している女ボス(笑)、WIREにも数回出演しているEllen Allienと、同じくドイツのエレクトロニカ・アーティスト、Apparatとのコラボ作。
2006年リリース。

Ellen Allienの作品を聴いたことはないのですが、この作品のテクノな部分をきっと彼女が担ってるんでしょうね。
あと、ボーカルのある曲は、彼女自身が歌ってます。
そのクールビューティーな歌声と、メランコリックなメロディー、幻想的でありながらもトゲトゲした感触を持ち合わせたトラックが見事にマッチしてます

ビートはしっかりとあるのですが、そこまでフロア仕様な印象は受けませんでした。ウワモノがエレクトロニカっぽいんですかね。
ところどころのストリングスの入り方にドキッとします。
3曲目「Retina」、7曲目「Metric」なんかは特に。

イチバンのお気に入りは2曲目の「Way Out」。
Ellen嬢の冷めたボーカルにちょっぴりレトロなエレクトロ感。途中に物悲しげなストリングスが入ってて(違うとこではギターの音も聴こえた気がする)、とっても魅力的

「Way Out」が終わって、「Retina」の出だしを聴いた瞬間は鳥肌が立ちました。

尺が一番長い(といっても6分半だけど)5曲目「Jet」なんかは、ミニマル~クリックな感じで聴いていて心地良くアガれます。

良い作品です。ナイスコラボ。


J-POP





J-POP / 電気グルーヴ

前作『VOXXX』から約8年ぶりですよ!
比べようにも、時間が経ちすぎですよね
私、その間に中学と高校と大学を卒業してます(笑)

この作品、バカバカしさや笑いの要素を期待すると裏切られますが、テクノを聴くという意味では、至極真っ当なアルバムです
過去の作品で言えば『DRAGON』が一番近いかな?いや、そこまでビートはアッパーじゃないけど。
いまどきなテクノって感じ。割とミニマルです。
聴いていて驚くようなところもなく、地味と言えば地味(あくまで電気の音としてはね)だけど、それがいい塩梅。1曲1曲、さほど尺を取らないのでさらっと聴けます。

お気に入りは2曲目「エキスポヒロシマ」。
ドカドカした足早なキック音が気持ちいい。お経のような、ラップのようなボーカルも高揚感を煽ります。フロアでの即効性が高そう。
あと、ラスト3曲(「地蔵」、「シュチェチン」、「リンギンベル」)、この流れはエレクトロニカちっくでいいですね~。
特に「リンギンベル」、最後にキラキラな音でルンルン気分

電気の2人、今年はWIRE出るよね~!?
だって10周年だし!

Dog Problems





Dog Problems / The Format

そんなロジャマニさんも関わった作品。
こちらも2006年発売。
とにかくジャケがカワイイのよね。飛び出す絵本みたい。

この作品はこのバンドにとっては2ndです。1stは若干エモっぽいんだけど、この作品では見事にポップさが炸裂しております

カラフルなアレンジが耳を引きます。伴奏がオーケストラちっくな3拍子の曲(「Matches」~「I'm Actual」)から始まり、やってきました4曲目、「She Doesn't Get It」
当初、この曲を聴きたいがために買ったんですね、このアルバム。もちろん今ではどの曲も好きだけど。
もう、聴いてるだけでなんだか笑顔になってしまう!
シンセのピロピロ感と、鐘の音がたまらなく愛おしいです。
メロディーにうっすら漂う切なさも好感度大。

タイトル曲でもある6曲目「Dog Problems」、Queenみたい。オペラちっくです。この曲の後半がたまらなく好きなんだな~、特に終わり方が(笑)

あと、ところどころのコーラスがツボです。「シャンランラ~」とか「フッフッフ~」とか。そのフレーズだけでウキウキしちゃいますもん

とにかくポップですわ。
卑屈なポップじゃなく、解放感があって風通しのいいポップさ。

Solid State Warrior





Solid State Warrior / Roger Joseph Manning Jr.

2006年発売。
元Jellyfish(大好き!)のメンバー、バンド解散後もMoog Cookbookなどのプロジェクトで活動したり、BeckやAirのレコーディングに参加し、そのツアーメンバーだったりもしたお方。
他にも、さまざまなアーティストの助っ人として引っ張りだこのロジャマニさん、初ソロアルバム

「ポップ職人」とはまさにこの人のこと。
あまりのメロディーの素晴らしさに、手も足も出ません(笑)
作詞作曲はもとより、全ての楽器を1人でやったっていうんだから、かなりの才人。

パワーポップ好きでこのアルバムを聴いてない人はまずいないでしょう、な傑作です
個人的なベストトラックは2曲目「Too Late For Us Now」。
軽やかなピアノにのせて、別れた彼女への未練を語る激ポップチューン(笑)
5曲目の「Sandman」の1人多重コーラスワークも鳥肌もの。
6曲目の「What You Don't Know About The Girl」では、Jellyfishの「Baby's Coming Back」(大好き!)をなんとなく思い出しちゃったり。確か「Baby's~」はアンディー・スターマーの方の曲だけど

かなりポップの密度が高いです。
フルタリアン・ポップ職人
本当にフルーツとナッツだけで生きてるんですね、彼。
BARKS(リンクはこちら)で見てビックリ。

Kraftwerkの初期メンバーであり、脱退後はミヒャエル・ローターと
NEU!を結成。
NEU!解散後も様々な名義で活動していました。

その正確でブレのないビートは「ハンマービート」と呼ばれ、
ブライアン・イーノ曰く、彼の作り出すビートは70年代三大ビートのひとつなんだそうです。

ここ半年くらい、ジャーマンプログレを少しずつ聴いてるのですが、やっぱ「Hallogallo」がイチバンなんです
永遠に続いて欲しいと思わせるような反復ビート。

享年61歳だそうです。ちょっと若いですよね。
ご冥福をお祈りします。

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